Artists

東郷 青児 (とうごう せいじ)

(明治45年~平成23年)

宮城県に生まれる。
少年時代を北海道で過ごし、絵画を学ぶために上京。
ロダン、マイヨールなど新しい生命主義の作品に感銘を覚え彫刻家を志す。
東京美術学校を卒業。
昭和14年新制作派協会彫刻部の創立に参加。
昭和19年に出征、戦後3年間シベリアに抑留。帰国後、国画会展に出品した「群馬の人」が評価された。
昭和56年パリの国立ロダン美術館で日本人初の個展を開催、国際的にも高い評価を得た。
身近な人々をモデルに洗練された人体彫刻で、日本の近代具象彫刻の頂点を形成した作家の1人。