(1944年~)
1944年 岩手県盛岡市に生まれる。
1964年 多摩美大油画科入学、教鞭をとる斉藤義重、高松次郎の影響を受ける。在学中にシェル美術賞展1等賞受賞。
1960年代後半より「もの派」の中心メンバーとなる。
1973年パリ・ビエンナーレ、1978年ベネチア・ビエンナーレに出品。
作品は立体やインスタレーション(様々な素材を組合わせて配置・構成した「空間」全体が作品)など多岐にわたる。
菅の作品の独自性は素材(石や木、金属板など)が接し、つながれ、囲われることで物質が相互に依存しあう場を生み出す点にある。また、作品は一時的な状態であり完結することなく、時代や場所を変え再制作される可能性を持つ。静岡県伊東市在住、妻は作家の富岡多恵子。
1960年代半から1970年代にかけて台頭した「もの派」 グループの中心メンバー。「もの派」の作家は、石、鉄板、ガラス、電球、綿、スポンジ、紙、木、鉄線、ワイヤー、ロープ、革、油、水といった、「もの」自身を主題にするとともに、諸要素と空間の相互依存に焦点をあてた。自然的な物質と工業的な物質の出会いを探求した。
He is the central member of the "Mono" group that emerged from the 1960s to the 1970s. “mono”means“object”. The artists" themes were "objects" themselves, such as stone, iron plate, glass, light bulb, cotton, sponge, paper, wood, iron wire, wire, rope, leather, oil, water. And focused on interdependence of elements and space. They explored encounters of natural substances and industrial substances.
是“物派”团体,其中出现20世纪60年代和70年代半的核心成员。 作家“物派”是石头,铁板,玻璃,灯泡,棉花,海绵,纸张,木材,铁丝,电线,绳索,皮革,油,水等的“物”本身的题材。它的重点是各种要素和空间的相互依存关系。他们探索的天然物质和工业材料的遭遇。