（明治44年～平成8年）
明治４４年漫画家岡本一平と作家岡本かの子の子として川崎に生まれる。
慶応義塾普通部を経て昭和４年東京美術学校へ入学。同５年から10年間パリに滞在。ピカソの抽象作品に接して感動し抽象芸術運動に参加。
戦後は二科会会員となり、縄文や沖縄の芸術に注目、日本の前衛芸術の第一人者となる。
同４５年大阪万国博覧会のシンボルゾーンに「太陽の搭」を含むテーマ館が完成し館長となった。
同４７年札幌オリンピックとミュンヘンオリンピックの公式メダルを制作。
著作も多く、また、「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」「芸術は爆発だ!!」などの名言も残している。
平成８年逝去、享年84歳。