(明治26年~平成3年)
東京に生まれる。 文学に関心を持つ一方、油絵を独学。 大正3年、巽画会展に出品し受賞、二科会にも出品する。 同4年、岸田劉生主宰の草土社に参加。翌年、同人雑誌を創刊し詩、随想を発表した。 同10年、二科賞受賞。 同13年春陽会会員。 昭和14年中国を旅行、新文展審査員となる。訪中団として文化交流のためたびたび中国またソ連を訪問。 昭和50年、文化勲章を授章。 詩情ある独自の油絵を描くほか日本画、書、陶芸にも精通し、また随筆、紀行文などの著作も多い。